ワスレナイ日々のきろく

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自己紹介

そういえば

自己紹介がまだでした。

 

こんにちは、元書店員の野寺と申します。

 

某大型書店に6年半勤めておりました。

 

担当は児童書です。

 

右も左もわからず飛び込んだ世界でしたが、素敵な上司に恵まれ、どんどんのめり込んでいって仕事人間になったタイプです。

 

2年ほど担当ジャンルの2番手として働き(最初の何ヶ月かは3番手でした)、それから4年半ほどジャンル担当長として仕事に没頭しておりました。

 

仕事内容は、書籍の仕入れ、陳列、販売、フェアの企画、展示企画運営、etc…

 

大型書店でしたが、ほぼ上からの指示はなく、90%ほどジャンル担当長に決定権があり(今思うと私が自由すぎただけかもしれない)、すべて自己管理しなければなりませんでした。

 

と言っても、環境が恵まれていて。出版社の営業の方がたくさんいらして下さって、いつもいろんな情報を教えていただけるという、なんとも素敵な環境でした。(これは大型書店ならではです。こんなにいい環境はない!)

 

ですが、売れるかどうかの見極めや、話題の商品を素早く仕入れるなど、常にアンテナを張っていなければならなくて。児童書はロングセラーの世界といえども、365日24時間常に頭フル回転でした。

 

書店といえばエプロンをつけたスタッフがゆる〜く書棚を整理したり、レジでボーッと立ってたりするイメージもあるかもしれませんが、ものすごく肉体労働です。

児童書だと、図鑑は特に重くてツラくて(セット箱とかかなり重い…)、社会科学書の担当は法律系の分厚い本を落として怪我したりすることもありました。。

 

そんなこんなで、肉体労働含め書棚を管理するという地味な作業(実はそれが一番大事なんだけど)から、フェアを企画したり絵本の原画展を企画したりというちょっぴりキラキラした仕事までなんでもやっておりました。

 

企画も、自分でいろんな方に声を掛けて、いいなと思う企画が思いついたらどんどん行動して。

これが自分に合っていたのか(?)なんだか不思議ですが、私がいいなと思っていたら先方もやってほしいなと思ってくださっていたりして話がトントンとスムーズに進むことが多く、気がつくとよく縁を結ぶ力を発揮しておりました。

もちろん、お話をいただくことも多く(本当に有難かったです)、出版社の営業さん、編集さん、そして作家さん、他社の書店さん、ギャラリーさん、ときには美術館の方とも、みなさんと協力しながら、自分が力になれそうなことはなんでもやりました。

 

ちなみに、広報も自分で。

お店の児童書担当Twitterも一人で管理し(しかも各店勝手にアカウントつくる方式だったので仕事時間内にはつぶやいてはいけなかった…)、原画展を企画すればポスターやチラシをつくり、チラシを置いてもらうために自らいろんなお店に出向き。

もう、なんでもやっていました。

 

そんなかんじです。

 

そして1年ほど前に田舎に帰ってきて、今は図書館に勤めています。

 

図書館といっても、司書資格は持っていないので、ただの臨時職員です。

司書さんのお仕事をサポートできるようにコツコツとできることをやっております。

 

なので今は充電期間です。

(図書館もたのしい。)

 

そして、書店員時代の経験を生かしていつか自分でなにかできたらな、と思っています。

 

いつか、いつか、と言っていて、やるやる詐欺じゃない?というかんじですが。(やるやる詐欺なのです。)

 

マイペースにやっていけたらということで、とりあえず絵本の紹介をしていこうと思います。

 

絵本の紹介なんてたっっくさんの人がやっているだろうけど、少しでも誰かの役に立つならば、と思います。

 

ということで、なが〜くなりましたが

どうぞよろしくお願いします。